チャート分析マニア  〜チャート分析とトレード方法の研究〜

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➼ケーススタディー 2012年




◇ 071 ブレークダウン(損切り)の例
  

@:サポートⓈを少し切ってから上昇に転じて、強気の下ヒゲのローソク足となる。サポートⓈは、
支持されている。(サポートⓈを切ってから株価が戻るのは、とても強い上昇力と考えています。)

A:再びサポートⓈが試される。ここでも下ヒゲの小さな白ローソク足が出る。サポートⓈが支持されている。
次から上昇が始まる可能性がある。

B:小さな黒ローソク足でサポートⓈにヒット。サポートⓈで下落が止まっているので、この時点ではまだ
上昇が始まる可能性がある。

C:予測に反して、突然黒ローソク足でサポートⓈを切る。出来高も増加している。この動きは、
ブレークダウンとなる。サポートⓈでロングのポジションを保持しているのなら、損切りとなる。
(その後は、下落が続いています。もし、損切りを行なわなかったら、塩漬けとなり大変なことになります。
塩漬けは短期トレードで一番やってはいけないことだと思います。遅くとも、Cのブレークダウンの次のローソク足で損切りを
行なわなければなりません。)


※@ABの動きは、サポートⓈが支持されている動きです。しかし、サポートⓈが支持されている動きが出ても、
CサポートⓈを突然ブレークダウンすることが株式市場ではよくあることです。その場合は、即座に損切りを行ない、
トレード資金を守るようにしなければなりません。


➼ポイントは損切りです。損切りは資金を守るための重要なトレード判断です。損切りができないと、トータルで
利益が出ないと思います。


➼私は、ケーススタディでブレークダウンの例をたくさん取り上げています。その理由は、損切りがとても
大切だと考えているからです。損切りをどうなったときに行なうのかを知ることは、短期トレードではとても重要だと考えています。





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