➼ケーススタディー 2012年
◇ 073 サポートを少し切ってから強気のローソク足の例
@:サポートⓈで下ヒゲ白ローソク足。サポートⓈが支持されている。
A:上昇するのだが高値を維持できず上ヒゲの黒ローソク足となる。下落力がまだ強い。
しかしまだサポートⓈの上なのでOKである。
B:2本目の下落となりサポートⓈを切る。切ってから上昇して下ヒゲとなる。
上昇力が強くなっている。次から上昇が始まる可能性がある。次からの動き次第では、
ロングエントリーが可能である。
※サポートⓈからのA上昇2本目に上ヒゲのローソク足が出るときがしばしばあります。
下落力がまだ強いのですが、ここでの上ヒゲは上昇しようとしていると解釈しています。
今後の動きに注目して、エントリーポイントを探ります。
※Bでは、サポートⓈを切っているので損切りではないかと思われますが、サポートⓈで
上昇に転じる可能性が高いと予測するのなら、少しの間待つことも可能です。サポートを
切ったことがダマシの可能性があるからです。(例えば、ダブルボトムは強いサポートとなるので、
サポートⓈを切っても少し待つことが可能です。)
※この例は、判断が難しい例です。動きがわからないときには、BでサポートⓈを切ったときに
損切りすることもよい判断だと思います。そして、動きが落ち着いてから、ロングエントリーすることも可能です。
➼私は、サポートでの動きを重要視しています。その理由は、サポートから上昇に転じると予測しても、
すぐに上昇しないときがよくあるからです。そのとき、どんな動きならまだ上昇する可能性があるのかを知るためです。
その動きを理解することによって、少しでも心配を減らすためです。そして、許容できない動き(理解できない動き)になったときには、すぐ損切りを行なうためです。そうすることによって、少しでも安心感を得ることができると思っています。
(あまりドキドキすると体に悪く、長くトレードを続けることができないと思います。)
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