チャート分析マニア  〜チャート分析とトレード方法の研究〜

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➼ケーススタディー 2012年




◇ 076 トレンドラインを突破するときの例
 
@:上昇が始まる。(上昇が始まるのはサポートからです。ここではサポートを省略しています。)
A:底から上昇後の最初の下落である。上昇に転じる可能性がある。
(上昇に転じるポイントはサポートです。ここでもサポートは省略しています。)
B:上放れ窓でトレンドラインを越える。上昇スタートの可能性あり。その後、動きは小さく、
中立のローソク足が2本続く。まだ上昇力はさほど強くない。しかし、トレンドラインを突破しているので、
この2本のローソク足は調整と解釈する。上昇が始まる可能性があるので、その後の様子を見る。
C:白ローソク足が出て、はっきりしたトレンドが出る。上昇が始まったと予測する。ここでエントリーできればベストである。

※Bトレンドラインを越えるのは、上昇力が強くなってきているからです。Bでは、強い上昇を示していないので、
下落が始まるのかなと思うかもしれません。しかし、トレンドラインを越えているので、まだ上昇が始まる可能性があります。
もうしばらく様子を見ます。

※BやCで出来高が増加しているのが理想です。トレンドラインを越えての出来高増加は、上昇を支持している
と推測します。(トレンドラインを突破するのは、上昇力が強いからです。そのときの出来高増加は、多くの人が突破する
ことを支持していると推測します。)
もしCで出来高増加が見られれば、上昇するのを支持していると解釈しています。よって、その後も上昇が続く可能性が
高いと予測します。

注意:トレンドラインは、人によって多少違いがあると思います。どの点を支点にして、どの点と結ぶのかで、トレンドライン
が異なってくると思います。いろいろな点が候補になるときには、私はトレンドラインは補足的に使うようにしています。
私がチャート分析するときに最も重宝しているのが、サポートとレジスタンス、ローソク足の強さ、そして、出来高の増減です。
これらを中心にして分析し、その補足としてトレンドラインを使うことがあります。



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