チャート分析マニア  〜チャート分析とトレード方法の研究〜

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➼ケーススタディー 2012年




◇ 078 ブレークダウンの例 (損切り)
  
@:長らく下落してきて、サポートⓈにヒットする。下ヒゲローソク足で上昇の気配が出る。
A:再び、サポートⓈに向かって下落。サポートⓈで下落が止まる。ここまでの動きでは、
サポートⓈは支持されている。上昇が始まる可能性がある。
B:黒ローソク足の2本目、サポートⓈまで下落するが下値は支持されている。
まだ、下値が支持されているのでOKである。上昇する可能性がある。
C:しかし、予測に反して、下放れ窓でサポートⓈを切り、長い黒ローソク足が出る。
これはブレークダウンとなる。もし、この株を保有しているのなら、ここで損切りを行う。

上の例は、典型的なブレークダウンの例です。@ABサポートⓈで下値が支持されているように見えても、
Cの長い黒ローソク足が出て、サポートⓈは支持されていないことになります。その後、続落が予測されます。
よって、Cが出たら損切りを行います。

※Cが出たとき、出来高が増加していると、さらにブレークダウンの可能性が高くなります。必ず損切りを
行うようにします。(損切りで資金の減少を最小限にして、次のトレード機会を待つのがいいと思います。
特にブレークダウンすると、株価が戻ってくるには時間がかかります。そうなるとトレード資金が塩漬けになる
恐れがあります。)

私は、損切りはとても大切なトレード方法の一部だと思っています。どこで損切りをするのかを研究することは、
とても重要です。ブレークダウンは、損切りを行う一つの理由になると思います。(自分に適した損切りのルールを
決めておくと、心配する頻度が減少すると思います。)




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