チャート分析マニア  〜チャート分析とトレード方法の研究〜

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➼ケーススタディー 2012年




◇ 85 ブレークダウンする前の動きの例
  
@:サポートⓈから上昇に転じる。サポートⓈが支持されている動きである。
A:再びサポートⓈが試される。強気のローソク足の下ヒゲが出る。サポートⓈは支持されている。
その後、上昇する。
B:三度目のサポートⓈ付近まで下落。白ローソク足が出て、上昇の気配が出る。
次は、上昇を予測する。
C:しかし、ここで長い黒ローソク足が出てサポートⓈを切る。出来高は増加していないが、この急落は、
もはやサポートⓈを支持する人がいなくなったと解釈できる。次に黒ローソク足で出来高が増加している。
下落する勢いが増している。

※Cの長い黒ローソク足でサポートⓈを切ったのを見たなら、ロングポジションを解消するのが安全だと思います。
その後、下落が続く可能性が高いからです。(もし、ポジションを維持すれば、塩漬けになる可能性があります。
CとDの動きが出ると、株価が回復するまでには、時間がかかると思います。)
 

 ➼結果論になるのですが、@からBにかけてのサポートⓈでの動きは、ブレークダウンするためのベース(土台)を
形成していることになります。上昇する前の動きと、ブレークダウン前の動きは、紙一重の動きになるときがよくあります。
Cのローソク足を見たときには、ブレークダウン前のベース(土台)を形成していたと判断しなければならないと思います。




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